こんにちはどうもかっしー (@kassy_pokepoke) / Twitterです。
S20で初の最終19取れましたので構築記事書いていきます。
お時間ある方は読んで頂けますと幸いです。


構築経緯
ラストダイマックスかもしれないので今期も初手DM構築を使いました。
前期のミミノラゴンの詰筋が強かったため、ベースはS19から変えませんでした。
変更点としては、以下の2点です。
まずは初手DMで見られる範囲を広げてミミノラゴンで詰めやすくするために第3の初手DMエースとして特殊エスバを採用しました。
次に、ミミノラゴンで相手しにくい積みポケ(主にレヒレやレジスチル)や受けル対策に鉄壁瞑想テテフを採用しました。
ベースとなる構築については、こちら↓の記事をご覧頂けますと幸いです。
コンセプト
・初手DMを読ませにくいアタッカー、並びや型で火力を押し付ける
・ミミノラゴンでスイープ
構築
ポリゴン2(DL)@輝石
実数値 191(244)-×-111(4)-172(252)-116(4)-81(4)
破壊光線/吹雪/雷/ソーラービーム
調整
H…16n-1
C…特化
S…個体値落としてない無振ラグ抜き
初手DMエースその1。S19と調整変わらず。
DM前提なので小学生型。
浮いていない鋼ポケモンが見えたら出さないほうがいい。
DM切られなければどんな攻撃も1発耐えて1体持っていけるのでミミノラゴンで詰めやすい点が優秀。
初手で対面してC上がるエスバは襷濃厚だからダイアイスから入ろうな。
テッカグヤ(BB)@弱保
実数値 189(132)-146(92)-124(4)-×-125(28)-113(252)
空を飛ぶ/ヘビーボンバー/地震/岩雪崩
調整
HD…珠特化ファイヤーダイバーン(威力140)確定耐え
珠特化ヒードランダイバーン(威力140)13/16耐え
珠特化サンダーダイサンダー(威力140)確定耐え
DL調整
S…+1で最速サンダー抜き抜き
A…+2ダイロック(orダイアース)でH無振珠DMエスバを珠ダメ込みで確1
初手DMエースその2。S19と調整変わらず。
ポリ2が打点持てない、浮いていない鋼タイプが重く感じた時に選出。
非DMポケから弱点技貰った時の全抜き性能はピカイチ。
サンダー対面は大体ボルチェンで逃げていくので初手ジェット安定。
実数値 155-×-95-128(252)-96(4)-171(252)
調整
CSぶっぱ
DL調整
C…H252ドラパダイホロウで確1
H252レヒレダイサンダーで9/16
S…最速ウツロ抜き
初手DMエースその3。問題作。
ポリ2とカグヤで重かった襷ウツロイドと、壁貼りドラパからの瞑想レヒレの並びをメタった型。また、鋼への打点を重視したかったので採用。
安易に特殊と悟られないようにするのと、エラがみの火力減が嫌なのでキョダイ個体。
初手ウツロはダイアースから入ることで電磁波での足止めを回避。
初手壁ドラパは無言でリフレク貼ってくるのでダイホロウでワンパン。ただし奴は型が豊富すぎるのでヤンキー選出は自重していくべき。
役割対象がいない時でも、ナマコやHBランドのようなエスバ対策たちにヤンキー突っ張りできる点が優秀。
火力やSにバフをかけて抜き性能を高めるというより、ポリ2カグヤで相手したくない範囲の補完としての採用なので汎用性は低い。
だが、前期構築のネックだった鋼への圧とピンポイントではあるが襷ウツロイド、壁貼りドラパへの回答を1匹で完結できるポケモンはこいつ以外いないと思う。
ミミッキュ(化けの皮)@襷
実数値 162(252)-156(252)-101(4)-×-125-116
影打ち/じゃれつく/呪い/トリックルーム
調整
HAぶっぱ
トリル始動要員。S19と調整変わらず。
カキュウで皮貫通されても行動保障のある襷持ち。
こいつ自身が詰筋になるパターンもあるので火力ぶっぱで正解。
ウオノラゴン(頑丈顎)@鉢巻
実数値 191(204)-156(252)-121(4)-×-103(20)-99(28)
エラがみ/逆鱗/サイコファング/眠る
調整
H…16n-1
S…4振ヒードラン抜き
エラがみマシーン。
Sラインを4振ドラン抜きまでに上げ、毒菱ドヒドや熱湯火傷等意識し身代わりを眠るに変更。身代わり採用はアッテイさんレベルの練度がないと無理。
S振に関しては肝心のドラン対面が少なかったので効果はあまり分からなかったものの、ジバコとのS関係でチキンレースしなくなった点がよかった。
19昇格戦ではラキドヒドの受け回しに対し、眠るでTODの勝ち筋掴めたのが偉すぎた。
余談ですが色違い使いたくて厳選していたところ、1万回がっちゃんこしても生まれなかったので泣いています。
実数値 177(252)-×-137(236)-150-138(20)-115
ドレインキッス/アシストパワー/瞑想/鉄壁
調整
H…ぶっぱ(16n+1)
DL調整
詰ませ枠。とてもとてもかわいい兼要検討枠。
初手DMエース増やしたら受け回せないし、だったら両受けできる枠が必要。そしてぱっと見そんなことしないであろうポケモンとして採用。(何より意表がつける)
レヒレでこの型は有名だが、ミミノラゴンが強く出にくいゴリラを呼びやすくなる点を危惧し見送った。
役割対象はウオノラゴンでスイープが難しい鉄壁瞑想レヒレやレジスチルと初手DMが通しにくい受けル。
だがしかし…。
レヒレは終盤に要塞化してくる型に対してでないと本領発揮できず、序盤に出てきたり、型がスカーフやいかちょうならポリ2やエスバで削りを入れられるのでそもそもの選出率が低かった。
レジスチルは上から先に鉄壁積めば押し勝てるかと思いきや、終盤全く見られず。
受けルはウオノラゴンで火力押し付けて数的有利取った後、こいつで詰めるという動きをしたかったが、全く当たらなかったので机上論のまま。
そもそも大体の構築にいるドラパやミミッキュに弱いので出しづらい。
と活躍の機会がなかほとんどなかった。
まずこの子の選出率自体最下位で、選出時の勝率も5割切りなので疑うことなく迷走枠。
上手いこと使ってやれずすまん。
選出パターン
基本選出
初手DMポリ2orカグヤorエスバ+ミミッキュ+ウオノラゴン
詰筋がミミノラゴンなのでここはほぼ確定。
初手DM枠としては、基本的にはポリ2選出。
鋼が重い時にはカグヤとエスバの選択。
サンダーやロトム系統のボルチェンサイクルが見えたらカグヤ選出。
他にもハピラキのような特殊受けが見えると、ポリ2が止まるし弱保発動していないカグヤは受け切られるため、読まれない願望でエスバ投げる展開が多かった。
対受けル
ウオノラゴン+カプ・テテフ+@1
今期は当たらなかったので机上論。
シリーズ9準拠の仲間大会等で当たった場合は使用感記載します。
重いポケモン、構築
・バトンパ
誰も最速ペンドラーの上を取れない、特化エスバの珠カキュウでもH振オーロンゲ落とせない、と始動役に仕事させてしまうのがネック。
・初手に来るミラコ持ち(ラグ、ミロカロス等)
初手ポリ2がDLならそりゃ警戒する。
・ハピナマコ、ラキドヒドのような数値受け
特殊エスバで相手の役割対象ズラすしか対処できない。型バレした瞬間詰み。
最後に
ここまでお読み頂きありがとうございました。
S20も愛してやまない初手DM構築で初の最終19達成でき嬉しいです。
よく初手DMという戦術について賛否ありますが、僕は強い戦術だと断言します。
S21から3か月間、ダイマックスできないので正直自信ないですが、新環境も楽しんで最高レート更新できるよう精進します。
ここまでお付き合いありがとうございました!